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雨樋を考える。(細けりゃ言いていう問題じゃない!!)

最近よく見かけるデザインを意識した雨樋。

軒樋はいいけれども竪樋が細い。

最近修理の依頼がありました。

軒樋から水があふれて庭へ落ちてくると。

そして落ちてきた水が庭の土を削って外へ流れてしまうと。

どうにかしてくださいとの依頼でした。

屋根に上ってみると、鳩の糞などで軒樋から竪樋に雨水が流れ込むところが詰まっていました。

竪樋がこんなに細かったら詰まるよね~、と想いながら掃除をしますが、なんせ細いもんだから

竪樋に詰まったゴミがなかなか取れない。

竪樋も途中で直角に曲がっているところがあり、ますます取れない。

上からホースで水を流すけど取れない。

もうこれは竪樋を太いのに交換するしかないと見積もり提出。

高所作業になるので足場が必要。竪樋も交換すると数十万の見積もりになりました。

施主様も数十万となり、ただいま検討中です。

 

この雨樋の問題、竪樋が雨量に対して細すぎ。細いから詰まりやすい。

竪樋の途中の曲がりを直角に曲げてる。だから、詰まるの当たり前。

でも、施主様は分からないですよね。

これは設計士か、デザイナーが見かけだけを考えて、実用性を無視し、後々施主様へ

出さなくていい出費を発生させて悪い例です。

私たち家づくりに関わる者としてもっと勉強しないといけないですね。

 

家づくりの事ならお気軽にお問い合わせください。

 

(有)日本ビルド  石橋